自律神経失調症とうつ病は違いがあり、自律神経失調症は症状のことを指しますが、うつ病には病名を指すために根本的なことが異なります。こういったうつ病にはストレスチェックをすることやカウンセリングで薬物療法や精神療法などをやっていくことになりますが、鍼灸治療でも効果を出すことができます。うつ病にはストレスから生活習慣の乱れ、またホルモンバランスが崩れることから発症することがあり、これらの項目を一つずつ消していくことで治療を進めることです。まずストレスには人間だれしも多かれ少なかれストレスを抱えますが、それを解消できるのかどうかが大きなポイントになります。自分の好きなことをベースに解消することができますが、運動やスポーツをすることでも汗を流して爽快感を感じることができます。生活習慣の乱れは基本的には精神的なことが関わってくるので、気をつけることには日常のルーティンを同じにして寝る時間や食事時間を同じにすることです。これは気をつけることで解消することができますが、できることから始めてみることがストレスも少なくなります。そしてホルモンバランスでは鍼灸治療の出番となり、ホルモンをコントロールするツボに刺激を入れて、足りなかったり出すぎたりするホルモンを上手にコントロールすることができます。針には気の流れを考えて刺しますので、自分の悪い気が流れやすくなることで気分もすっきりしてホルモンの働きを促してくれます。また神経症になっている人でもホルモンを整えることで、イライラが治まったり腹痛などの痛みが軽減や消失することもあるので、いろいろなケースで働きます。気をつけたいのは治療をするときにカウンセリングをすることから、自分のプライベートのことを偽らずに話すことは必須です。プライベートが実はだらしなく運動習慣もないのに、完璧な人間に見せることをカウンセリングで言ってしまうと、正確な治療ができないことも少なくありません。
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